3/11 (土)  天候は曇りからたまに晴れに。 気温はちょっと寒ぅい〜 
 コースはフルコース。 コース状況はドライ 
  今日のメカは「」・・・のみ 



zzz 毎度、毎度である。
昨夜もなかなか眠れず、朝4時出発という中、とうとう夜中の3時まで目が冴えてしまい
ほとんど寝ることなく自宅を出発(T_T)zzz

久しぶりのスプリントレースに、何の道具を積んで行ったらいいのか解らず、
結構無駄に荷物を積み込み、家を出発しました。

去年までの耐久(JOY耐)では、みんながトランポに荷物で、積載はほとんどレースマシンだけ
という状況だったので、今思えば結構楽だったのかなぁ〜なんて懐かしんでマス(^_^;)

荷物のお話をちょっと・・・

レースって、以外にも道具が多いんです。
実際到着してからの作業も多く、車両の荷物出しから、
タイヤ交換や、オイル交換等・・・・・

工具以外にも、ガムテープから、ジャッキから、馬(4つ)、両面テープ、タイラップ、耐熱テープ
ハリガネ、ショックドライバー、各種ソケット、トルクレンチ、寝板(カーペット代用)
更には、洗車道具、各種ケミカルスプレー類、インパクト、テント、テーブル、イス、ガソリン携行缶、電源等

オイル交換する状況があれば、オイル受け、ジョウゴ、ウエス
(エンジン・ミッション両方は別に用意)

更に、レーシングスーツ他入れ、ヘルメット入れ。

レイン用のタイヤや、別セット用のホイール・タイヤ等
それを運ぶ為の台車とか・・・

何だかんだで、荷物って増えるのです(-_-;)
また、それをオープンな積載車に積むのが一苦労するんですよねぇ〜。



まぁ、いろいろあって、前日練習開始です。
本日は、2本走行出来る枠がありましたので、今回初の「ダンロップタイヤ」を履かせて
様子を見てみたいと思います。
コンパウンドは、フロント「R1」・リアは「H1」というセット。

実は先週練習走行に行ったのですが、その時はYHタイヤで走行。
新しいという理由で、今回はダンロップに決めました。

走行1本目

前回の練習から1週間しか経っていないので、まぁ早めにセッティングを見出そうと
ソコソコ早めにセッティング変更!!

3〜4週後に様子を伺うと、やはりタイヤの違いははっきり解り
ちょっとグリップ感が無いので、PITイン!
「TaKaGiShi」さんに相談の上、フロントのショックをどちらか?に調整。
再度コースへと向かい、様子を伺ってみる。

「TaKaGiShi」さん
今年、本気でレースマシンを製作したレーシングガレージの方。
私がEK9を購入した時からお世話になっていて、「JOY耐」でもいろいろお世話になりました。

私のEG6は数年ガレージに製作途中で眠っていたもので、「JOY耐は3年」という期間が
終わり、次の参戦をどうしようか悩んでいると、「作っちゃうかぁ?」
との一言で製作を開始して今日に至ります。

なので、このEGは12月から製作したもので、私的には今日までいろいろ大忙しで
最近の話題でいけば、「スーパーアグリフォーミュラ1」並みの忙しさでした。
(たぶん、F1に比べるのは全く別世界の話ですが・・・)

いやぁ、第1戦に間に合って、結構それだけで幸せなんです。
次から次へといろいろあったもので・・・

また話それましたが、調整後数週走行。。。
が、何か解りにくい・・・

良くなったのか、悪いのか解らないので、またPITIN!
「すいません、さっきの逆にしてもらっていいですか?」
という事で、反対方向にフロントショックを調整。

コースに戻り、走行開始!

!!!
コーナーに入ると、リアの内側が浮いている感じで、何か走りにくい!?
結局走行時間が無くなり、PITへ戻り、2本目の走行準備に入る。

とりあえず、製作したときから怠っていた作業を開始する。
「各部トルクチェック」 各部のネジの緩みが無いか、レンチで確認していく。
「エア抜き」 ブレーキ・クラッチのオイルを交換する。
「ブレーキパッド・ローター交換」 ブレーキは、調整し易いように、今までより強力なタイプへ
交換しておく。(走行中の負担を軽減)
「リザーバタンク漏れ止め」 レースでは、危険回避の目的で、ブレーキ・クラッチの
リザーバタンクのフタに、外れ止めの対策をしなければならない。
なので、タイラップで対策をする。(付け外しが簡単)
「各部清掃」 レースでは、日常より遥かに過酷な状況で車をしようするので、
異常をいち早く発見する為に、各部は常に綺麗にしておかないと
トラブルの時の発見が遅れる。
グリス等発熱で飛んでしまう事があるので、セコセコ掃除(*_*;



走行2本目

1本目の走行から、リアのコントロールを上げる為、更にオーバーステアにセッティング変更。
これで行けるかという前に、今回のレースで、「JOY耐」を一緒に走った「青木さん」の後ろをついて行って
マシンに慣れることにする。
(1本目も「青木さん」のお世話になって、ついて行っていたのですが・・・)

シビックの乗り方を車載カメラで研究というか、粗探しして頂いた結果、
コーナーの進入で「向き」を徐々に変えているのは
「遅い!」
という結果になり、進入を奥にとって、「エイッ!」っと変えたら、その後
直線的に立ち上がる方が速い! という事になり、
いろいろ真似したものの、「向き」の変え方が解らず、どうもうまくいかない(T_T)

ウ〜〜〜ン、難しい・・・


更に追い討ちのように、
電池を替えたはずの「P-LAP」まで動かない(>_<)
走行中に、何度か電源をON、OFFを繰り返したのに、この気まぐれな機械は
反応ナシ
(-_-;)

1本目は動いていたのに、なんで肝心な2本目に動かないんだぁ〜!!!
と言いながら、何とも言えない状態で走行終了・・・


走行後、すぐに車両重量計測サービスがあったので、
今回一応
「新車」なもんで、車重計測に向かった。

車重計測結果

まだ誰も来ていなかったので、余裕で計測!
上の写真が、そのときくれた結果プリント。

EG6の車検最低重量が、890kg・・・
ガソリンが確か15L位入っていたのと、私の車載カメラは、今では最小最軽量のカメラが多い中
私の持っているカメラはかなり大きい・・・
相殺しても、ちょと重い・・・
カッティング貼りすぎたか!? でももうちょい貼りたい・・・

コーナーウェイトという言葉は知っているが、セッティングまで解らない・・・
さらに、一緒にしたから速くなるかは疑問なので、今回は放っておく事にする。
車載カメラの位置を変えたら・・・ 映らなくなる(T_T)

練習走行が終了し、明日は予選・決勝なので、早く宿に帰宅したかったのだが、
久々のスプリントレースで膨大な荷物の片付けがなかなか終わらず、
マシンの予選用メンテナンスもあり、クタクタの体をムチ打って最後の調整。

人の会話も半ば聞き入れる余裕も無くなり、まともに質問も答えられない程
ハイテンション状態になった私は、今は何を会話したかも覚えてません。
まぁ、超感覚派ドライバーなので、許してください(-_-)zzz





 
3/12 (日)  天候は曇り。 気温結構寒い・・・ 
 予選・決勝日   コース状況は今はドライ   今日のメカは「忍」メカ+「お客」 



昨夜「忍」メカ+お客がもてぎに到着したが、見学メインなので、私は先にサーキット入り
走行準備を早々に済ませ、予選のイメージを頭に浮かばせてみる。

練習で使用したタイヤは、フロントのみ新品に付け替え、オイルの油量チェック等最小限の確認をし、
とにかく、どうやってタイムを出そうかだけ考えた。
一応3週目辺りがタイヤがおいしいだろうと考え、納得がいかなければ、もう1週アタックしようと考えた。




ピットで、走行直前に周りを見回すと、やはり30台の台数はかなり多い。
クリアラップとるのが必死かな? とこの時ちゃんと考えておけばよかった(T_T)

コースイン!
フロント新品は、多分グリップするであろうと言う事で、早々にスピン等しないようにと
考えて、ちょっと臆病になっていた。
十分にタイヤを暖めようとするが、周りのマシンを邪魔しないように走行していた為、
後ろばかり気にして、ペースを落としすぎて走行・・・

3週目は「アッ!」という間に来てしまったので、急激にレーシングスピードに戻し
アタックラップ開始!!
「あ〜〜〜怖ぇ〜〜〜!」
なんて感じであるが、何とかグリップの感覚を掴みつつ走行する。
PHOTO たかぶ様提供
有難う御座いました。

感覚を開けたつもりが、大して開いてなく、前のマシンに追いついてしまった(-_-;)
もう5コーナーである!(1つ目のトンネル手前)
ここまでタイヤ使ったのがもったいなくて、仕方なく130Rで前のマシンをインから追い越し
「ゴメンナサイ」と挨拶しつつ、S字コーナーへ・・・
(追い越してしまったマシンの方、すいませんでした)

いきなりレーシングスピード&予選走行という事で、ろくにクリップにも付けず、ヒドイ1週は終了した。
「もう1週アタックしよう。。。」
という事で、またチョロチョロ走行。

今度こそ、クリアラップとってやる!
という事で間隔を伺っていたのだが、「青木さん」がちょいと見えた頃、「青木さん」の前は
結構開いているのだが、その後ろはダンゴ状態!!

「ヤベッ あの後ろに回ったらマズイ・・・」
と思った私は、ズル賢く「青木さん」の前から2度目のアタック開始!
一応等間隔でS字コーナー先まで、何とかアタックしていたら、、、

「ア〜〜〜また前にマシンがいるぅ〜〜〜。。。」


先程のマシンでなくて「ホッ」としたが、このままではまた追いついてしまう(T_T)
で・・・ 結局裏ストレートで抜いてしまうハメになってしまいました。
またイン側から追い越し、90度コーナーをちょいイン側から進入し、情けない
アタックは終了しました。
(2度目のマシンの方、すいませんでした)

予選結果は「2位」でした。
悔しかった、「もてぎシビック」はEG6で必ずイケルと確信を持っていたので
開幕戦で必ずTOPを狙うはずだったのに、コースレコードはEG6なのに・・・

マシンに不慣れがあるにしても、図々しくTOPは狙っていた。
タイム差も、0.410 ちょっと開いていた・・・
しかし、楽天的な性格の私は、「決勝でムフフ!」とすぐに切り替わってしまった。
レースを出来る事の喜びが、悔しさをやっぱり上回ってしまったのである
私ってば・・・(゜o゜)

予選が終わり、PITに帰ってくると、見慣れた方達が・・・
岡本さんと、荒川さんが見学に来ていた。
「岡本さん」とは、「青木さん」「岡本さん」と、去年まで「JOY耐」で一緒にレースをしていた
メンバーである。 「岡本さん」とは、私がもてぎに初めて来たときからのお友達で、
もう、もてぎで会う回数がたぶん一番多いかもしれない。

「荒川さん」は、「もてチャン」でバトルした、いわば戦友である。
もてぎのレースは、今やってなくても訪れたくなる「楽しいレース」なのである。
「やっぱり気になる」根っからのレース好きの溜まり場なんでしょうか?
「もてチャン」には、レース以外の魅力がいっぱいあります。

さてさて、気合を入れなおし、決勝です!




なのだが・・・
PITに並ぶ前に、パドック裏で待っているときに、
「ポツッ!」
「ポツ、ポツ、ポツ・・・」
「ゲッ!? 雨降ってきた!!!」
そうなのです、雨降りそうなのは分かっていたが、今降る事ないじゃん!

一応フロントガラスだけは撥水剤塗っておいたが、無常にも綺麗に
フロントガラスを伝って水が落ちていく。

「どうすっかなぁ?・・・」
その時、もてぎの放送で、
「エントラントの皆様、もてぎシビッククラス、ただ今ウェット宣言が出ました」
という聞き覚えのある声の放送がかかった。

まさにウェっ!と来そうな話である
借り物の、かなり古いウェットタイヤは、さっきテントが飛びそうなので
「オモリ」に使ってしまい、みんなバラバラである。
しかも、そんなタイヤ履いた所で、グリップする訳が無い。
更に、ビミョ〜に降りそうで降らない感じである。
「このままのタイヤで行こう!」と思った。


ゲートが開き、PITレーンに向かうとき、
PITのタカギシさんに呼ばれ、とりあえずリアタイヤを外す。
「リアの挙動鈍く変えといたから!」
作業は迅速である、とりあえず、何処からかき集めたのか、レインタイヤを
全開で台車に積んできてもらっていたが、タイヤはこのままで行く。

「岡本さん」も、見学のはずが、ガラスの内側を
「曇り取り」
拭いてもらった。
(後々非常に重要な作業だった)

PITは、同じような作業をするマシンでごった返し、30台ほとんどが
PIT作業に追われていた。

作業も終わり、グリッド整列の為コースイン!
もう成るようにしか成らないのである。

雨が次第に強くなる中、1週のフォーメーションでタイヤを
十分に暖める。 路面はスリッピーで、暖まったのかさえ解らなかった。
そして・・・


決勝レース スタート!!



レッドランプ消灯し、もうレース開始である。
スリップを抑え、極力回転を上げないでスタートした!
ウマく行った! 1位のマシンに並んで1コーナーに入ったのだが、
とにかく滑る!(*_*;

続いて2コーナーでイン側の私は立ち上がりで接触を避ける為に、ちょっとアクセルを
開けるタイミングが遅くなってしまった。 その隙を付いて、ストレートで1位のマシンに遅れを取り
更に、3位のマシンに並ばれ、3コーナーでアウト側の私は、これ以上ポジションを落とす訳にも行かず、
とりあえずブレーキングを早めて、3位のマシンを前に行かせる。

3コーナー立ち上がりで、1位のマシンが完全に滑っているのを見て、様子を伺いながら
2位に上がった前のマシンに付いて行く。

後ろはものすごいダンゴ状態である。
この後、私のみならず、ほとんど全てのマシンが滑りっぱなしで各コーナーをギリギリで抜けていく。
私のマシンは、ドライで一番効くブレーキに変更した為、ペダルに足を載せただけでロックしてしまい、
何度もコースアウトしそうになった。


PHOTO たかぶ様提供


でも3週目辺りで、2位のマシンがS字の立ち上がりで遅くなり、横に並びかけたのだが、
とても勝負をかけられるような状態ではなく、とにかくマシンをコース上に留めておく事しか
出来ないくらいグリップしない為、抜くまでにはとてもいかなかった。

その後、4週目辺りだったか、5コーナーでとうとう
ブレーキロックから
コースアウトしてしまった。
数週走行して、ブレーキが温まり、絶好調に
「効きますブレーキ」になっていたのである。
砂利の餌食になるまいと、一生懸命アクセルコントロールで、再度コースへ・・・

たぶん2台程抜かれ、コースに復帰した私は、ちょっと吹っ切れて
シビアコントロールながら全開を試みた。

その恐らく翌週辺り・・・

PHOTO たかぶ様提供
ザザ〜〜〜ン!!!
バァ〜カ! バァ〜カ! またオーバーランして、ヘアピンコーナーで砂利の餌食になってしまったのである。
もうブレーキ離しても、タイヤが路面を食ってくれないので、人間ABSも何の役にもたたなかった。
この時、さすがに勢いが良すぎたので、なかなかコースに復帰出来ず、戻ろうかと思った時には
3〜4台のダンゴ集団が来てしまい、無理に戻って接触するのもイヤなので、先に行かせて、またコースに復帰。
その先の裏ストレートエンドで、さっき抜かれたマシンが1台そのまま真っ直ぐコースアウトしてしまい、
順位が1つ上がって、抜かれた集団に追いつくべく走行再開!

もう何位か解らない・・・
とにかく、リタイアだけは避けたいが、雨は止む所か、更に激しさを増し、90度コーナーの先では
「川」が出来、そこを通過する時には完全にハイドロ現象になり、車が急激にソッポを向いてしまう。

車内にも段々水が浸入してきて、その影響でガラスはどんどん曇り、コースを見るのも
必死である。 グローブで届く範囲の曇りを拭いながらも、滑ってしまうので、
シフトダウンも、ブレーキも、何もかも超滑らかコントロールで、何とかコースを周回する。

さっき曇り止めを塗った僅かな範囲だけは見えるが、サイド・リアはフルスモーク状態で、
誰かが並びかけても全く見えない状況になってしまった。

更に、更に、そこらじゅうイエローコーション(黄旗)が出ていて、何台かリタイアした車両が
曇ったガラス越しに見える。

「ゼッテーリタイアだけはするかぁ〜〜〜!!!」


と頑張っても、何もかも必死なレースは、いよいよファイナルラップへ。
私の後には幸い追手はいなそうである。
ちょっとタワーを見ると、7番手の表示。

ポイント圏外である。

せめて、ポイントだけでも欲しいので、うっすら見える前の集団めがけて最後のラップ。
しかし、4コーナーで1台のマシンがゆっくりスピンするのが見えた。
慎重に、急激に避ける事は、自爆行為にもなるので、確実にそのマシンの挙動を読み
接触を避けてその場を回避。

よし、6位だ!

しかし、もう追いつくには遠い間隔である、でも「何かある」かも知れない。
ヘアピンで、周回遅れに捕まった。
相手にはブルーフラッグだったかもしれない。
しかし、その先のイエローコーションのコーナーも確認出来た。
お互いの思惑が交錯し、そのマシンは私を行かせようとスローダウン・・・
しかし、コーナーはイエロー・・・

だから待った(゜o゜)
こんな状況は実に稀である。
相手の気持ちも良く解った。 後ろから迫ってくるマシンも無かったので
次のポストで抜いた。

そのままの順位でレースは終了した。
とにかく疲れた・・・


みんなドライタイヤであの雨を走行したのだから、コンディションはある意味一緒!
そこで結果が出なかったことは残念だった。
でも楽しかった。

何か数年分、今日1日で勉強したかもしれない。
次回がレベルアップ間違いなしである。
第2戦は、TOP目指します。


はぁ〜、帰って砂利落とさないと・・・




次回は4月30日(日)です。
来てもらった「忍メカ」有難う御座いました。

後、「青木さん」のメカニックのSKRエンジニアリングの「白倉様」
私の分もお手伝い頂きまして有難う御座いました。



次回はTOP狙ってます。
皆様、応援よろしくお願いいたします。





 Main Page   Profile   Race   Race Car   参戦記   Team   Link   掲示板   Mail